自然素材の菓子工房 ましゅれ

札幌市白石区の住宅街にあるお菓子屋さん。自然なやさしい味わいでカラダにもやさしいお菓子との出会いがありました。

苺のショートケーキ

今から16年前の2008年にお店をオープンさせた 自然素材の菓子工房 ましゅれ さん。パティシエの加藤さんにお話しを伺いました。
加藤さんは短大卒業後、一度就職するも菓子店を開業するために退職し、製菓学校へ通われます。卒業後、ホテルのベーカリーや大手菓子メーカーで経験を積まれ、社内コンテストにて金賞を受賞した実績もある実力派のパティシエさんです。ご自身にアトピーがあった為、幼少期から自然食品が身近にある暮らしをされて来たそうです。だからこそ、安心して食べることのできる主原料にこだわったケーキや焼き菓子を作ることは、加藤さんにとって自然なことなのだな、と感じました。話していてもとても気さくな方で、お子さんのこともしっかりと考えていらっしゃる素敵なお母さんの一面もありました。

パティシエの加藤さん

ましゅれさんでは、主原料の小麦に北海道産有機JAS認証のものを使用し、砂糖はサトウキビが原料のミネラルシュガー、卵は合成抗菌剤・着色料不使用のエサを食べて育った鶏の平飼い卵、バターはよつ葉乳業の無添加バターを使用して作られています。水にもこだわっていて、水道水ではなく天然水を使用されているそうです。※詳しくはこちらをご覧ください
フルーツなどの生鮮品については、市場での数に限りがあったり、天候により安定した仕入れが出来ないなど様々な壁にぶつかって来られたましゅれさん。一時はカラダに良いもの、安心して食べられるものだけを使いたいという思いから、フルーツを使わないケーキだけを販売していくことも考えられたそうです。しかし、お客様の中には原料にこだわりのないお客様もいらっしゃいますし、苺のショートケーキなどフルーツを使っていないケーキだけではどうしてもショーケースが寂しくなってしまいます。特別な日に食べるケーキは華やかなものを選びたいという方もいるでしょう。大切なお店を続けて行くためにも悩んだ末、主原料など”食べるときに取り除けないもの”には安心できる自然食品などを使用し、トッピングなどで使う”食べるときに取り除けるもの”には安定して仕入れることを優先し、一般に流通しているフルーツを使用されているそうです。

オムレット

ましゅれさんで販売されているケーキはそれぞれ人気があり、お客様はまんべんなく購入されていくそうです。少し前に販売を開始された「オムレット」はほどよい弾力があるスポンジ生地にミルクの美味しさが感じられる生クリームがたっぷり入っています。片手で気軽に食べられるのも嬉しいポイントです。こだわりの主原料に加え無添加なので、自然のやさしい甘さが感じられ最後まで美味しくいただけました!見た目も愛らしく、お土産にもおすすめの商品です。今後、準備ができ次第、ECサイトでの販売も開始されるそうなので楽しみですね。

普段食事に気を付けていらっしゃる方でも、どうしても甘いものが食べたくなってしまうときや、子どもの誕生日などのイベントでケーキが必要になった時は、安心できる原料を使ったお菓子を売っているお店を知っていると置き換えができますね。ましゅれさんのケーキや焼き菓子は、ECサイトでも購入が出来ますので全国どこにいてもお召し上がりいただけます。

自然素材の菓子工房 ましゅれ