自然療法アドバイザー マエマコ

~元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方~
看護師歴約7年、整体師歴約10年、看護大学教員歴約7年の豊富な知識と経験のあるマエマコさんが、2人の子どもを育てながら”10年以上実践した自然療法”の素晴らしさについて教えてくれました。

自然療法について語るマエマコさん

看護師のマエマコさんが、自然療法アドバイザーとして本格的に活動を始めたのは今年2024年の春。それまでは、道内にある看護大学で教員をされていらっしゃいました。看護大学ときくと、薬を使ったり外科的治療をする”西洋医学を学ぶ場”を想像するのですが、なぜ薬に頼らない”自然療法”を伝えているのか、直接お話を伺いました。

マエマコさんには2人のお子さんがいらっしゃいます。下のお子さんが3歳の時、喘息の診断を受けました。医師から「薬を飲み続けなければならない」と言われ、それがどれだけ子どもの身体に負担をかけることになるのか。看護師で薬剤の知識があるからこそ、深く考え、悩んだといいます。それから薬をやめる方法はないかと、マクロビオティックや自然療法の書籍を読み、幼いお子さんの為に試行錯誤を繰り返していたマエマコさん。そんな時、看護師の知人から紹介された自然療法セミナーを受講。そこで自然療法士の先生に、「喘息は治ります!」とハッキリ言われ、薬をやめることを決意されたそうです。

根本的な原因として、”血液の汚れ”があるといいます。これは、マエマコさんのお子さんに限らず、現代の日本人の殆どの方に言えることですね。お子さんの喘息の薬をやめるのと同時に、本格的にお肉や乳製品を控えた”玄米菜食(玄米と野菜中心の食生活)”がスタートしました。血液をキレイにするために”玄米の上澄み”を使います。お子さんに喘息の症状が出た時や熱が出た時は、無理に食事を摂らず玄米の上澄みを飲ませゆっくり休ませます。自然療法の先生から教わった対処法で懸命に看病されたそうです。本当に少しずつですが、お子さんの喘息の症状が改善していきました。原因は、食べ過ぎると(毒が溜まると)喘息の症状が出て、うんちが詰まると(便秘になると)熱が出る。玄米の上澄みでデトックスを促し、溜まっていたうんちを出し切ることで熱が下がるようです。
その翌年、運動会でリレーの選手に選ばれて一生懸命走る息子さんの姿を見て、自然療法に切り替えて良かったと思えたそうです。

米粉のタルト
食用ホウズキをトッピングした可愛らしい米粉のタルトは、マエマコさんの長女が作ったグルテンフリータルト。砂糖不使用、動物性食品も使っていない為、ヴィーガンの方でも食べられます。マエマコさんの活動は、家族の当たり前になっているのだなと感じました。
タルト屋ゆきのした」で活動中です!

マエマコさんときらくる村運営者のkaccinさん

自然療法アドバイザーとして活動を始めようと考えていた時、インターネットで「遊暮働学(ゆうぼどうがく)きらくる村 村人募集」のサイトを目にしたそうです。内容を読み、「これだ!」と思ったマエマコさんは村人に申し込みます。きらくる村を運営しているご夫婦とのzoom面談を経て、なんと村人第一号に!
きらくる村では定期的に行われる村人さんの持ち寄りランチ会などの他に、村人さんが好きな時に村へ行き自由に過ごすことができるそうです。マエマコさんはクローバーの上で裸足になったり寝転んだりして地面と繋がり、体内に停滞している電磁波を放出する”アーシング”を楽しむこともあるんだとか。今ではきらくる村が生活の一部になっていると話すマエマコさん。自然療法アドバイザーとしてのデビューもきらくる村だったと言います。

きらくる村に生えるアップルミント
夏の暑い時期に、アップルミントを水に浸し、その水で手拭いを絞ると、ヒンヤリして気持ちがいい!リンゴとミントを合わせたような甘く爽やかな香りで最高です。ハーブティーとしても楽しめ、リラックス効果や疲労回復効果もあります。

オンライン活動では、一人ひとりに合わせた食事療法を中心とした半年間のコンサルティングを行っていらっしゃいます。今後は1年間のコースも新設する予定。他にも、札幌市近郊のコミュニティセンターを借りて対面活動をされたり、保育園から講演依頼を受けたりと活躍されているマエマコさん。2024年10月には電子書籍も出版されました。全て基本になるのは”食事療法”です。食生活を改善しつつ、体に負担をかける薬をやめることが出来るよう具体的なアドバイスをしてくれます。鍵を握るのは”汚れた血液をキレイにすること”。身近に生えているハーブや薬草を使うこともあり、最近のお気に入りは”セイタカアワダチソウ”のようです。

セイタカアワダチソウを収穫するイベント
セイタカアワダチソウは日本では”代萩”と呼ばれ、アキノキリンソウ属に属します。肥えた土地では高さが3mを超えるものもあります。花粉症の原因の一つ”ブタクサ”とよく似ているが別の植物。乾燥させてお茶にしたり、入浴剤として使います。花が咲く前が一番酵素が多く、体内に溜まっている薬毒や公害の排出を助けてくれるそうです。

看護師として勤めた医療現場での経験や整体師としての経験があるので、とにかく知識が豊富なマエマコさん!具体的なアドバイスをしてくださいます。また、看護大学教員だったこともあり、説明の仕方がとってもわかりやすいのも魅力です。

~元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方~